思い立って農業はじめました

農業

とある田舎町。

畑と田んぼが広がるのどかなこの地で生まれ育って25年。

今までこれっぽっちも農業に興味はありませんでした。

しかし、田舎生まれ田舎育ちの私にとって農業はとても身近な存在でした。

親戚もご近所さんもほぼ農家。米や野菜をもらうのは日常茶飯事。

実家は農家ではないけど、そこそこ広い農地を所有しており、祖父母と父が畑を耕したり、ちょっとした野菜を育てたり、草むしりをしたり、そういう姿を昔から見てきました。

ところが、私ときたら少しも手伝おうとはせず知らんぷり。

興味がないどころか、虫嫌いだし、日に焼けたくないし、汚れるのも疲れるのも嫌だから畑なんて絶対やりたくない。

そんな風に思っていました。

その私がまさか農業をやろうと思う日が来るなんて・・・

いつも突然思い立って何かを始めてみては、すぐに飽きて挫折を幾度となく繰り返している根性なしの私。

ダンスにピアノ、書道、料理などなど中途半端に投げたしたものをあげたらきりがありません。

そんな私に農業が務まるのか・・・家族も自分自身さえも半信半疑ですが、やると言ったからには頑張ります!

まずは草をなんとかする

農業をやろうとするにあたって、まずは荒れた畑を綺麗にしなくてはなりません。

ご覧ください。この草がボボボーボ・ボーボボ状態の畑を。

父親曰く、3ヶ月放置してただけでこうなったらしいです。

夏場の雑草ってすごい。

ところで、「草刈り」「草取り」「草むしり」それぞれの違いを知っていますか?

私は知らなくて、ブログを書くにあたって調べました。

調べ(Wikipedia)によると、

草刈り:草の根元に近い茎の部分を切り取る作業。刈り取った草を役立てたり、切り捨てたりする。

草取り:草を切り捨てる目的で行う草刈り作業。

草むしり:草の根まで引き抜き、取り除く作業。草ひき、除草ともいう。

だそうです。

つまり、大きくは「草刈り」と「草むしり」に分かれるということですね!

そして、私が今回手伝ったのは、「草刈り」であることが判明しました。

刈り取った草を枯らしてそのまま畑の肥料にすると父親が言っていたので、草を役立てるということで「草取り」ではないようです。

ところが、他のサイトでは「草取り」と「草むしり」が同じくくりにされていたり、結果よくわかりません・・・

なんにせよ、今回行ったのは「草刈り」であることに間違いはなさそうです!

一人じゃまだ何もできない

草刈り機で2時間足らずでここまで綺麗になりました。

扱いに慣れていなくて苦戦しましたが、鎌でちまちまやるのに比べたら格段に早く楽に草刈りができました。

ただ機械を押してるだけでいいのですから、簡単です。

とはいえ、草がすぐ絡まってエンジンが止まったり、まだらで綺麗に刈れてなかったり、その度に父親の助けを借りていたので、自分一人では何もできませんでした。

半分まで草刈りが終わったところで、エンジンをかけるロープが切れてしまい、草刈り機が使えなくなってしまいました。

その後は刈払機でやることになったのですが、これがめちゃめちゃ難しかったです。

使い方を教わった時、腕で機械を持ち上げる必要はないと言われたのですが、持ち上げないとうまく動かせず、腕は疲れるし草刈り機に比べて時間はかかるしで、進み具合とクオリティーがかなり下がりました。

あと4分の1っていうところで私の腕が限界を迎え、作業終了。

父親はよく頑張ったと褒めてくれましたが、全部終わらせるつもりだったので悔しかったです。

リタイアした私は、シャワーを浴びて居間でゆっくりしていました。

しばらくして父が家に帰って来て、残りを終わらせたとの報告が。

畑を見に行くと・・・

めちゃくちゃ綺麗になっていました!

最後までやりきれなかったし、足手纏いでしかなかったなかったけれど、ここで放り出さないことがなによりも大事だと思います。

今週末は、ニンニクの種植えを手伝う予定です!

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